2015/06/30

会長報告:今年次第46回通算第1233回例会

最終例会

 

毎年最終例会がやって来ます。その度に、最終例会と言っても1週間後にはいつものように例会があるのだから特別なことじゃないよね、と少しだけ斜めに構えていました。全く迂闊でした。ロータリーは毎年生まれ変わるのです。大切なものを確実に維持しながら、新しい風を吹き込んでいく先人の知恵に感服します。いつもトラディショナルでいつも新鮮、今夜は生まれ変わる直前の快感に浸りたいと思います。

 

先週の例会では、駆け足で1年を振り返ってみました。時間の都合で申し上げられなかったことがあります。それは、1年間縁の下で支えて下さった方々へのお礼です。

柴田委員長始め親睦活動委員会の皆さん、例会やご葬儀などの受付、ありがとうございました。いつも一足早く会場に来ていただき、準備万端整えていただきました。

中根裕幸委員長始め出席会場委員会の皆さん、毎例会の会場設営や出席報告、ご苦労様でした。

広報雑誌委員会の皆さんには、とりわけホームページの管理運営において私の報告の投稿上の不備などでご迷惑をおかけしました。板倉委員長には今朝も泣きついてしまいました。

堤委員長始めニコBOX委員会の皆さんも毎例会仕事があります。1年間お疲れ様でした。

そして、足立委員長始めプログラム委員会の皆さん、予算の制約があるなかで、バラエティに富んだ卓話などを企画していただくご苦労はいかばかりだったかと思います。まさに例会作りの要の仕事をやり遂げていただき、感謝申し上げます。

さらに、永野彦麿さん始めソングリーダーの皆さん、ありがとうございました。颯爽とした姿が目に焼き付いています。

最後に、IMでもお忙しいなか、縁の下で活動する委員会をまとめて下さった近藤保則クラブ奉仕委員長に心よりお礼申し上げます。

 

今夜が飛び切り楽しい最終例会になりますように。

2015/06/23

会長報告:今年次第45回通算第1232回例会

 

1年を振り返って

 

2014年7月15日、ガバナー補佐訪問を受けました。西三河中分区ガバナー補佐桐渕利次様、2760地区副幹事梅村昌孝様、分区幹事永田裕様ならびに同副幹事永谷和之様にご来訪いただきました。桐淵ガバナー補佐は、分区代理と呼ばれていたころを含め、19971998年度の有馬惟夫さん、20052006年度の小野智範さんに続いて当クラブで3人目のガバナー補佐を務められました。クラブにとって名誉なことです。

 

ついで、7月29日はガバナー公式訪問でした。RI第2760地区ガバナー近藤雄亮様および幹事高須洋志様のご来訪を会員一同で歓迎いたしました。近藤ガバナーは、2008年に当クラブが地区RYLAセミナーを主管した際に担当ガバナー補佐として親しくご指導下さった方であり、当クラブには深いご縁があります。ガバナーのご意向により、例会の設営について、歓迎の表示や入場のセレモニーなど、特別なことは一切行いませんでした。ガバナーの卓話は、そのお人柄どおり気さくで温かいものでありました。

 

9月7日、例年通り菅生川の草刈一斉清掃に汗を流していただきました。清掃作業に続く早朝例会も、今や恒例となっています。

 

9月2728日の2日間、本年度の親睦委員会の主要な事業の一つである1泊例会が行われ、42名という大勢のご参加をいただきました。行先は東京横浜、目玉はスカイツリー、隅田川の屋形船、それに中華街というユニークな企画でした。東京は仕事に訪れる場所で遊びに行くところではないと思っていましたが、柴田委員長の発想には感心いたしました。お世話いただいた親睦活動委員会の皆様に対して心よりお礼申し上げます。

 

小学校理科実験教室については、第1回目が、10月7日、本宿小学校において開催されました。テーマは「実物カセキホリダーに挑戦~めざせ!スーパークリーニング」、内容は化石の標本作りの実習です。「カセキホリダー」という、化石の発掘をテーマにした子供たちに人気のゲームソフトがあるとのことで、それに関連付けて、しかもゲームではなくて実物だよ、という趣旨でのネーミングです。夢中になって取組む子供たちの生きいきとした表情が印象的でした。

また、第2回目は、明けて2015年1月27日、細川小学校において開催されました。対象は3年生の子供たち127名、内容は紙飛行機などのおもちゃを作って遊びながら空気の性質について考えるというものです。現在の小学校のカリキュラムでは理科の授業は3年生から始まるとのこと、参加した子供たちはきっと理科好きになるに違いありません。

本プログラムは、当クラブの継続事業として10年ほど前から実施されているものであり、今年度も新たな1ページを加えることができたことを大変嬉しく思います。高橋晶夫委員長を始め青少年奉仕委員会の皆さんに心よりお礼申し上げます。なお、この事業にはロータリー財団の新地区補助金をいただいています。

 

1028日、岡崎石工団地協同組合と会員の犬塚浩さんの会社、犬塚石材店において、職場例会を開催しました。犬塚さんと奥様に大変お世話になりました。さらに、ご担当いただいた佐野克彦職業奉仕委員長、小林政則職業情報・活動表彰委員長始め委員会の皆さんにはご苦労さまでございました。

 

11月1日(土)から3日(月、祝)までの3日間、名古屋市栄の久屋大通公園にて、地区の事業としてのワールドフード+ふれ愛フェスタ(WFF)が開催されました。私は1日に妻とともに行って来ました。あいにくの雨模様でしたが、たまたま会場で近藤ガバナーにお会いしたので、当クラブがWFFに関心を寄せていることをお伝えしました。また、犬塚幹事も2日に奥様と出かけられたと聞いております。

 

1024()から26()まで、会員9家族がミャンマーの学生17名のホームステイのホストファミリーを務めました。ご協力いただいたのは、太田三伸さん、小野進一さん、加藤豊生さん、京幸一さん、小林通利さん、近藤保則さん、鈴木昭弘さん、松野敏さん、そして私、牧野です。この事業は、外務省の関連団体である日本国際交流センターが主催したもので、一般の市民の方々と共にミャンマーの大学生約50名からなる訪日団のお世話をしました。もともと当クラブとご縁の深いミャンマーとの交流がまた別の形で深まったと思います。

 

 12月3日には、RCC地域社会奉仕活動として交通安全しめ縄広報活動を行いました。

 

1216日、恒例の年末家族例会を開催し、会員とそのご家族96名という大勢様のご参加を頂きました。国際ロータリーは、毎年12月を家族月間と位置付けて、ロータリーとロータリアンの家族との関係をより深めることを奨励しており、また、ゲイリーC.K.ホァンRI会長は、「ロータリーに家族を連れてくることは、『ロータリーに輝きを』もたらすだけではなく、皆さんの人生そのものにも輝きをもたらすことにもなります」と述べていました。家族月間にふさわしい企画だったと思います。

 

2015年1月20日、環境教育賞の授与式が行われ、受賞された岡崎市立六ッ美中部小学校の渡辺修一郎先生と岡崎市立東海中学校の近藤浩之先生に卓話をしていただきました。環境教育賞は当クラブの継続事業であり、今年度も、市川聰明環境保全委員長並びに山本信一社会奉仕委員長ほかの皆さんのご尽力により、2校を表彰させていただいたものです。私たちは普段、環境問題の存在をついつい忘れがちです。改善すべき点は私たちの日常生活の中にあるような気がします。あらためて環境問題に関心を深める良い機会となりました。

 

2月6日から11日まで、6日間にわたって、松野国際奉仕委員長始め6名の会員が私たちの代表としてミャンマーを訪れ、クラブとして支援している学生たちに奨学金を手渡すともに、互いの交流を深めてまいりました。

ミャンマーへの教育支援事業は、1999年1月に第1回の訪問団を派遣して以来2015年まで、現地の政治情勢により中止となった2008年を除き、16回にわたり綿々と続いてきました。これもひとえに、最初の派遣を決断された1998-1999年度の近藤敬道会長や小野智範国際奉仕委員長始め歴代の関係者のご尽力の賜物だと思います。派遣団は立派にその任務を果たしてこられました。また、多くの会員の皆さんから、学生たちへのお土産やビンゴゲームの商品をご提供いただき、併せて多額のご寄付も頂戴しました。

なお、私事ですが、ミャンマーより帰国後、A型インフルエンザを発症し、直後の例会を休ませていただきました。その後考えてみますと、ミャンマーで感染した可能性があります。常夏の国でもインフルエンザウイルスはいるようです。皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。

 

3月3日、創立記念例会には、銀婚式を迎えられる都築孝さんの奥様、三枝子様にお越しいただきました。当日はちょうどひな祭り、お二人には内裏雛の役割を担っていただきました。また、創立記念例会に際し、25周年記念事業として創設されたサイエンス賞を岡崎市立矢作北小学校様に贈呈いたしました。

 

4月18日、西三河中分区のIMが開催されました。有馬委員長、近藤保則幹事始め実行委員会の皆さんを中心として企画を練り準備を進め、前日、さらに当日午前中とリハーサルを行って準備万端整え、立派にホストクラブの務めを果たすことができました。そして、楽しいIMを満喫することができました。

 

4月29日、愛知県総合グラウンドにて、13クラブ親善スポーツ大会が開催されました。当日は快晴。気持ちの良いソフトボール日和の下、わが岡崎城南ロータリークラブの精鋭が好プレー、珍プレーを繰り広げました。初回からの大量リードを許してどうなることかと思っていた中、徐々に挽回し、遂に最終回の裏、同点に追い付いて、さらにジャンケンに勝って勝利を手にした第1戦、明らかに疲れが見えて大敗を喫した第2戦、いずれも愉快な試合でした。九鬼監督始め選手、応援の皆さん、ありがとうございました。 

 

5月23日(土)、24日(日)の両日、姉妹クラブである会津若松城南ロータリークラブ創立30周年記念式典、祝賀会に出席しました。クラブ会員25名で訪問団を結成し、賑やかに行ってまいりました。交流事業は体験してみないとその意義や楽しさが分からないと思います。企画の責任者である小出交流委員長、2日間ずっとお世話をして下さった辻村さん、そしてご参加いただいた会員の皆様に心よりお礼申し上げます。


 今年度は皆様に何回か寄付のお願いをさせていただきました。

 

最初は、20149月の広島豪雨災害義捐金でした。8月20日未明に広島市を襲った豪雨災害に対し、全国ガバナー会は各地区ガバナーに対して義捐金の協力を要請、2760地区の近藤雄亮ガバナーは地区内各クラブの会長に対して広島豪雨災害義捐金協力を呼び掛けられました。当クラブはこれに応じて募金活動を行い、集まった浄財は地区を通じて被災地に送りました。私たちは誰も広島の災害を映し出すテレビの画面を見つめながら、被災した方々のために何かをしたいと思ったはずです。ボランティアで現地に赴くことも現実にはなかなか難しいなかで、募金は有効な支援です。

 

10月には、ロータリー希望の風奨学金に対する募金のお願いをさせていただきました。ロータリー希望の風奨学金制度は、東日本大震災で両親もしくは片親を失った遺児で大学又は専門学校に学ぶ方に対して奨学金を支給するものです。支給額は毎月5万円、入学から卒業までの間継続して給付されます。

 

また、当クラブでは、地区の事業に参画する形で被災地の高校生に奨学金を贈呈する事業を続けています。支援をしている尾田達哉君も、いよいよ来春は卒業を迎えます。

 

さらに、会津若松城南ロータリークラブ創立30周年記念式典当日、会津若松市の室井照平市長に義捐金30万円を直接お手渡ししました。

 

ネパールでマグニチュード7.8の地震が起きたのは、4月25日のことでした。本震とその後の余震による死者数は周辺国を合わせて8,700人を超え、同国の地震の被害としては過去最悪の犠牲者数を記録しました。この事態に、ゲイリーC.K.ホアンRI会長は被災地支援を呼びかける声明を発表し、これを受けて、当地区の近藤雄亮ガバナーは地区内各クラブの会長に対して募金協力の依頼文書を発せられ、当クラブも迅速に対応しました。

 

会員の維持増強につきましては、前々回の例会で申し上げたとおりです。病気で退会された会員がおられます。また、年度末をもって4名が退会されます。それぞれにご事情があるとはいうものの、まさに断腸の思いであります。

 

私の報告もそろそろ終わりに近づいています。

 

会員の皆様にはいくら感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。

一方で、会長としての私の1年間は悔いの多いものでした。「ああすればよかったのではないか、こうしたらもっとよかったのに」と思うことがいくつかあります。人がしばしば「何一つ悔いのない一生だった」と言うのを耳にし、書いたものを読みますが、そうした境地は遥か彼方です。これはひとえに人間としての未熟さ故で、もっと精進しろということなのかも知れません。今後は一人の会員として、皆さんと共に歩んでまいりたいと思います。

 

そんな私でも、一つだけ自慢できる点があります。それは、幹事に犬塚浩さんを指名し、引受けていただいたことです。

犬塚幹事は何事にも真摯に、そして丁寧に取り組んで、立派にバスの車掌を務めていただきました。彼がいなかったら、こうして今日を迎えることはできなかったに相違ありません。心より感謝いたします。

 

そして、事務局の奥田さん、名倉さんにもお礼を申し上げなければなりません。お二人は、誠実な仕事ぶりで幹事事務所を支えていただきました。

 

終わりに、間近に迫った新しい年度においてバスの運転手と車掌を務められる小山次年度会長と萩原次年度幹事に心よりのエールを送りつつ、岡崎城南ロータリー号の鍵をお渡しし、私の話を閉じたいと思います。ご静聴、誠にありがとうございました。

 

2015/06/16

会長報告:今年次第44回通算第1231回例会

 任期が残り少なくなってきたことに甘えて、今夜も私の思うところをお聴き願いたいと思います。ほんの少し、お耳をお貸し下さい。
 私は、年度の始めに、「違いを認め合う」ことを大切にしたいと強調させていただきました。
 個々の会員は、さまざまな能力や経験を有する人たちであり、考え方や意見の相違もありますが、違いを多様性と捉え、認め合うことを大切にしたい、それが互いの良さを理解し尊敬し合えることに繋がるからだと申し上げました。
例えば、政治団体は、政策の実現を図ることを目的として同じ主義主張の人たちが集まって結成されるため、考え方の異なる人が一緒に活動し続けることはできず、自分に正直であろうとすれば、その人は袂を分かって別の団体を作るほかありません。
 ロータリーは違います。自分と違う考えを持つ相手を否定してしまっては、ロータリーは成立しません。ロータリーは、職業、家族観、人生哲学、趣味や趣向などを異にする様々な人たちが、その違いを認め合いながら、共通の目的としての親睦と奉仕の両輪を回していく、大人たちの集まりだと思います。
 加えて、私は、1年間皆さんに会長として認めていただいたお陰で、もう一つのロータリーの素晴らしさに気付きました。それは「平等」ということです。ロータリアンはお互いに皆平等です。創立会員も入会後間もない方も年長者も若者も、それぞれが一人のロータリアンとして同じように尊敬され尊重されます。
この点に関し、例えば、営利を目的とする企業においては、経営資源を最も効率よく活用するためには一定の指揮命令系統が必要であり、指揮する人と指揮される人の2種類が存在することはやむを得ないでしょう。
 ロータリーは違います。その時々によって、ある人は年度の会長を務め、ある人は理事や役員を務めますが、会長は会長以外の人たちに対して何か特別の権限を有する者ではなく、たまたま皆さんに担いでもらっているだけなのだということが私にもよく分かりました。
ただし、念のために申し上げるのですが、皆が平等であるといっても、一つだけ大切にしなければならない価値観があります。それは「長幼の序」であります。若者には年長者を敬っていただきたい。そうすれば、年長者は広く深い寛容さで接してくれるに相違ありません。
 今申し上げた、「違いを認め合うこと」と「平等」という2つの視点でみると、私たちのクラブには間違いなくそうした風土が根付いています。これは26年間にわたって先輩諸兄が培ってきた財産であり、私たちはこれを誇りとし、クラブのアイデンティティーとして末永く大切にしていくべきであると思います。
 今夜も楽しい例会になりますように。

2015/06/09

会長報告:今年次第43回通算第1230回例会

   クラブ会員の維持・増強について考えてみたいと思います。今年度、かけがえのない仲間1名が病気により退会されました。ご栄転により退会された会員がありましたが、直ちに後任の方をお迎えすることができました。一方で、本日現在、それぞれの事情により退会されることになっている会員もおられます。皆さんにご尽力いただきながらも、文字通りの新入会員をお迎えできないまま年度末を迎えようとしています。これらのことについては、私の不徳の結果であり、自らの非力さを噛みしながら反省しているところです。 

  現在の会員数は73名です。その内訳をみますと、オーナー型の企業経営者が49名・67%、専門職業人が22名・30%、地域の有力企業所属者が1名・1.5%、教育関係者が1名・1.5%となっています。会員の維持・増強に当たっては、やはり一番大きなシェアを占めるオーナー型企業経営者を念頭に置くべきだと思います。その上で、新しい類型・業種の企業人・職業人にも目を向ける必要があります。例えば、幼稚園や介護福祉事業の経営者、Webデザイナーやクリエーターといった人々の中には、ロータリーに関心を示す人がいるに違いありません。

  そして、忘れてはならないのが女性会員の問題です。女性の企業家は着実に増えています。女性会員を獲得するというよりは、企業家に目を向ければ自然に数多くの女性に行き当たるという現状があります。 

  女性の活躍にはしばしば目を見張ります。エルマウで開催されたG7サミットの報道映像を見ると、自国開催という点を考慮しても、ドイツのメルケル首相の存在感がひときわ大きいことに気付きます。彼女は元物理学者という特異な経歴の持ち主です。結果を出し続けている彼女の政治家としてのキャリアやリーダーシップは他の首脳を凌駕していると思います。また身近なところで、私の相棒である幹事の奥様は、ある奉仕団体でバリバリと活動しておられます。

ただし、女性会員を仲間に迎えた経験のない当クラブにおいて、女性の入会に際しては、現在の会員各位に対する丁寧な対応が必要であることは言うまでもありません。

  今後の会員の維持・増強に関し、間もなく任期を終える私があれこれ申し上げる立場にはありませんが、この問題がこれからもクラブにとって重要なテーマの一つであり続けることについては、会員の皆様の納得が得られるはずです。年度の区切りを超え、シームレスに取り組んでいくべき課題であると思います。

今夜も楽しい例会になりますように。

2015/06/02

会長報告:今年次第42回通算第1229回例会

先週から今週にかけては特にご報告すべき事項がございません。実は、先月は「私の心に残るロータリー体験を語る月間」でした。今年度も1か月を残すのみとなり、こうしてお話しできる機会もわずかとなりましたので、本日は私自身の平凡なロータリー体験をご披露したいと思います。

 私は、1989年、当クラブ創立と同時に入会しました。入会後間もなく幹事を務めることになり、それなりに充実感はありましたが、率直に申し上げて、最初の10年ほどは例会を楽しむことはできず、むしろ出席することが重荷でした。仕事が忙しくてもう一つ関心が深まらなかったこと、JCなどの経験もなく宮島さんや小山さんといった同業の会員以外には特に知り合いがなかったこと、ゴルフをやらず皆さんと共に過ごす時間も少なかったことなどがその理由だろうと思います。義務感のみで例会に出ていたといっても過言ではありません。
 ロータリーの楽しさが分かり始めたキッカケは、ホームクラブの例会よりむしろメークアップでした。いうまでもなく近隣クラブにはお世話になりましたが、国内で最も印象に残っているのは小樽RCの例会です。海外では、シンガポール、台北などのほか、ホノルルでは2回メークアップをしました。いずれのクラブでも心温まる歓迎を受け、ロータリーの楽しさの一端を体感することができました。
とりわけ若い会員の皆さんに申し上げたいことがあります。残念ながら、ホームクラブの欠席に対してメークアップをされない方が以前より増えているように思えます。私は入会当初、メークアップは義務であると同時にロータリアンの権利でもある、と教えられました。他クラブの例会は刺激的です。どうかメークアップを通じて新しいロータリーの楽しさを発見して下さい。
メークアップの楽しさを知ったことにより、ホームクラブの例会やその他の行事などの楽しさも分かるようになりました。個性豊かな会員の皆さんから様々な薫陶を受けました。加藤順弘さんからは山登りの楽しさを教えていただきました。ロータリアンになっていなければ、私は単なる専門バカとしてだけの人生を歩んでいただろうと思います。私は、ロータリーを楽しめるようになるまでに10年、15年を要しましたが、ロータリー歴の浅い会員であっても先輩への遠慮などは不要ですから、私の轍を踏むことなく、伸び伸びとロータリーを楽しんでいただきたいと思います。
 
今夜も楽しい例会になりますように。