I.基本的な考え方
1.世のため人のため …… ロータリーの目的
会 長 牧 野 正 高
ロータリーの目的は、クラブ奉仕、職業奉仕、社会奉仕及び国際奉仕の4項目、すなわ ち、「世のため人のため」です。いつもこのことを念頭に置いて、充実した時間をロータ リーの仲間と共に過ごしたいと思います。
2.違いを認め合う …… 大切にしたいこと
個々の会員は、さまざまな能力、経験、価値観を有する人たちであり、考え方や意見の
相違もありますが、違いを多様性と捉え、認め合うことを大切にします。それが互いの良
さを理解し尊敬し合えることに繋がると信じるからです。
3.ロータリアンであり続ける理由 …… ロータリーが楽しいから
ロータリーという団体の特徴の一つは、構成員でなくなることに対するハードルが極め
て低いという点です。私たちはいくつもの組織に所属していますが、ロータリーのような
存在は稀です。
例えば、会社を辞めれば生活の糧を失うことになり、ある種の職業人が所属職業団体か
ら脱退することは廃業を意味します。また、住まいのコミュニティから孤立して生活する
こともほとんど不可能です。
ロータリーはそうした制約と無縁なのに、私たちがロータリアンであり続けるのは、ロ
ータリーが楽しいからです。ロータリーを通じて「世のため人のため」に何かができるこ
とに喜びを感じるからです。
II.RI会長のテーマと地区ガバナーの方針
ゲイリーC.K.ホァンRI会長のテーマは「LIGHT UP ROTARY ロータリーに輝きを」で あり、また、近藤雄亮 2760 地区ガバナーの方針は「集まろう・語ろう・楽しもう」でありま す。お二人が示された方向性を大切にして、輝きのある楽しいクラブ運営に努めます。
III.クラブの重点目標
1.楽しい例会作り
ロータリーの基盤は例会であり、すべての活動は例会を起点として展開されます。仕事
や私生活で辛い思いをすることもある会員にとって、週に一度の憩いのひとときになるよ
うな例会作りを図ります。
2.チャレンジ 80
チャレンジ 80 の3年目(最終年)に臨み、会員数 80 名の達成を目指します。
3.各奉仕部門
私から新しいプロジェクトを提案することはありません。25 年間にわたって積上げてき た奉仕活動を 30 周年に向けてさらに充実させていただければと思います。
事業の具体的な内容は各奉仕部門の委員長さんにお任せいたします。これだけはお願い したいという事項のみを次に列記します。
①クラブ奉仕
RI会長のテーマ「ロータリーに輝きを」と地区ガバナーの方針「集まろう・語ろ う・楽しもう」に沿って、会員一人ひとりが年度に一度はキラキラと輝ける、楽しい例 会を工夫していただきたいと思います。
②職業奉仕 「役立つ仕事はすべて価値がある」との認識はロータリーの神髄の一つと言えます。
四つのテストの唱和は是非続けて下さい。
③社会奉仕 奉仕活動は地域のニーズに合致していなければなりません。岡崎大門交通安全RCC
と環境教育賞プロジェクトは十分にこうした条件を満たしています。
④国際奉仕
開始以来 15 年を経たミャンマー支援について、あらためて実績に相応しい位置付けを
すべき時期に来ています。支援の明かりを灯し続けつつ、有志とクラブを調和させた仕
組みが作れないか、検討をお願いします。
⑤青少年奉仕 次世代を担う青少年に関心を持ちましょう。地域に根付いた小学校理科実験教室を継
続し、また、クラブ創立 25 周年記念事業として設けられたサイエンス賞プロジェクトを
実行していただきたいと思います。
4.理事会の活性化
理事会での議論をさらに活発化し、透明性の高いクラブ運営を図ります。また、全会員
に対する適時適切な情報提供に努めます。
IV.ガバナー補佐事務所との連携とIMの主管
クラブはガバナー補佐を輩出するとともにIMを主管します。ガバナー補佐事務所との連
携を密にし、同事務所がそのミッションを十分に遂行することができるよう支援します。ま
た、実行委員会を中心にIMの実施を担います。
V.検討事項 …… 「ロータリーデー」の開催
RI会長と地区ガバナーは「ロータリーデー」の開催を強く推奨しています。
ロータリーデーとは、個々のクラブがアイデアを出して何らかのイベントを開催し、併せて
地域の人々にロータリーについて知ってもらおうというものです。
そのために新しいプロジェクトを立ち上げるのではなく、既存のプログラムを当てはめるこ
とができないか、他クラブとの共同企画ができないかを検討します。
以上です。ご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。