会長報告:今年次第10通算第1197回例会

先ほどは、菅生川の草刈一斉清掃に汗を流していただき、ありがとうございました。また、大変お疲れ様でした。
今朝は、広島豪雨災害義捐金のお願いをさせていただきます。広島市を豪雨が襲ったのは8月20日未明でした。現地2710地区金子克也ガバナーが地区事務局に緊急対策本部を設置して支援に乗り出されたのを受けて、8月29日、ガバナー会(鈴木孝雄議長)は各地区ガバナーに対して義捐金の協力を要請。9月3日、2760地区の近藤雄亮ガバナーは地区内各クラブの会長に対して広島豪雨災害義捐金協力を呼び掛けられました。地区における義捐金の送金期限は9月24日、これを取りまとめて9月26日までに地区より広島へ送金するとのことです。
私が心を動かされ、皆さんにお伝えしたいことは、ロータリーの規模と行動の迅速さです。2014年6月末現在の国内の会員数は約8.7万人、仮に全員が1,000円ずつ義捐金の協力をするとすれば、実に8,700万円もの大金が災害発生からわずか1か月と1週間で現地に届けられることになります。これはすばらしいことです。こうしたことができる理由は、被災地のロータリーの動向がいち早く全国2,200余クラブに伝わる仕組みが構築されていること、すべてのクラブが週に1度例会を開いており、一人ひとりの浄財を速やかに集めて1か所に取りまとめることができること、そして何よりも、誰かがこうした不幸な出来事に直面したとき、自分たちがどのように行動すべきかについて、個々のロータリアンが普段から判断の基準を共有していることであります。
私たちは誰も、広島の災害を映し出すテレビの画面を見つめながら、被災した方々のために何かをしたいと思っています。しかし、ボランティアで現地に赴くことも現実にはなかなか難しく、募金をしようにも日常の多忙さなどに妨げられてついつい実行に移せないでいます。無論、既に個人や企業で、あるいは他のグループや公共公益団体などが行う募金活動に協力された方もおられると思います。もとより募金は強制されるものでもありません。こうした非常時に際して私たちができることの一つが募金です。今回と次回の例会で呼掛けをさせていただきますので、ご賛同いただける方には是非ともご協力賜りますよう、お願い申し上げます。
この後の卓話は、かいやまと様の「ものまねと私」です。
今朝の例会が、奉仕活動の後の楽しいひとときになりますように。