会長報告:今年次第31回 通算第1356回例会

ご紹介をいただきました会長の永井です。
日頃は会員の皆様にはクラブ運営につきましてご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。岡崎城南ロータリークラブ創立記念例会にあたり一言ご挨拶を申し上げます。
当クラブは、1989年(平成元年)3月7日、岡崎南クラブをスポンサークラブとして中村繁男特別代表、51名のメンバーで、地区初めての夜間例会としてスタートいたしました。以後29年にわたり、また次年度は30周年を迎えることとなります。これもひとえに、有馬惟夫(会長)さん、近藤敬道(幹事)さんはじめ、スタートの困難な時期を乗り越え今日を迎えた、現在ここにおられるチャーターメンバーの皆様合わせて22人の会員の皆様のお陰です。おひとりおひとりお名前をお呼び感謝申し上げるべきところですが、この場を借りて敬意を表し感謝申し上げます。私たちは「井戸を掘った人たちを忘れてはなりません」、私たちが本日こうしてここにいることができるのも、歴代会長、幹事の皆様のリード、また会員の皆様の相互理解、ご支援、ご協力の賜物だと思います。また、やむなく退会された会員の皆様、亡くなられた四十万谷与志明さん、加藤順弘さんに対して改めて本日を迎えることに感謝申し上げます。ありがとうございます。私自身、この歴史ある城南ロータリークラブの会長に私のようなクラブ歴の浅いものがなって良いのだろうかと思いつつ、はや残すところ4ケ月となりました。天野パースト会長、近藤エレクト、山本副会長、柴田幹事はじめ各役員・理事の皆様、事務局名倉様に感謝するとともに引き続きよろしくお願い申し上げます。
さて、今年のRIテーマは「変化をもたらす」です。社会は、人口の変化、イノベーションという技術の変化、グローバル化という時空の変化、環境の変化等大きく変化しています。人の心も変化しています。⒚世紀前半「アメリカのデモクラシー」を書いたアレクシード・トクベルは、「自由で平等な社会が進展すると、人間同士の社会関係性がだんだん希薄になる。人間関係によってつくられる家族、地域のつきあい、グループ、組織がなくなる」と書いています。戦後73年たった社会が「個人」の自由、経済成長に力点を置く社会に変化して人々の絆が失われてきたことを思うと、これからが心配です。ロータリーは奉仕活動を通して人を育てる場、親睦の場と言われています。会員を増やして、出会い、絆を大切に、楽しんでいきましょう。我々が手本を示す、ロータリークラブの使命かもしれません。
最後に、私たちは過去から何を受け取り、未来に何を残すか?創立記念例会にあたり振り返り、見つめ直す機会としたいと思います。本日の卓話は、先輩会長である中根先生、近藤エレクトにいただくことになっています。この29年を飛躍の場とし、次年度の30年に向け、さらに40年、50年と皆様のもてる力を発揮し、この城南ロータリークラブのますますの発展にご尽力いただきますようお願いして、また、会員の皆様のご健勝とご多幸を祈念いたしまして、挨拶といたします。
本日はおめでとうございます。