今年次第26回 通算第1121回例会 会長報告

会長報告  平成25年1月15日
 昨日は、成人の日でした。平成4年から5年生まれの新成人が、およそ122万人、全国で祝福を受けました。報道で彼ら新成人のことばを拾ってみましたが、将来に明るい希望を持つ子がいる反面、将来を不安視する子供たちも相当数あるようです。
 今年の東海愛知新聞の年頭挨拶にも書かせていただきましたが、若者たちが将来に希望を持てるような社会を構築していくことが、私たち大人の使命だと考えます。昨今の脆弱な日本の経済や、不安定な政治風土の中で育ってきた平成生まれの若者が、自分たちの行く末を不安視するのも、当然の帰結と思います。大人たちが自信を持って、毅然とした社会規範をもって、経済活動や社会活動をしていくことが、日本の将来を担う若者たちのためにも、今求められているのではないでしょうか。
 さて、昨年、世間をにぎわした事件の中で、とりわけ身近であったのが、本日の卓話者の永井量基さんの岡崎女子短期大学でした。4大設置認可を巡っての、一連の騒動は、前政権の末期的症状の様相を端的に示していましたが、当事者の永井さんのご苦労は、如何ばかりかと個人的にも心配しておりました。
結果は、ご案内のとおりでしたが、理事長を始めとした学校関係者の皆さんの毅然とした対応を心から拍手したい想いです。
 今日は、永井さんの卓話を楽しみにしております。
 ご清聴ありがとうございました。