2015-2016年度会長方針
1.私が思うこと
2015-2016年度国際ロータリー会長K.R.ラビンドラン氏は、RIテーマの中でこのように述べております。限りある人生において、世界が良い場所となるよう、人のために何かをしよう。ロータリーは、私たちの資質を引き出し、それを人生で生かす道を見つけてくれる。私たちの人生の価値は、どれほど得たかではなく、どれほど与えたかによって判断されるのだと。地位や身の上にかかわらず、誰でも与えることのできる何かを持っているはずだ、この世を去るときにはすべてを残していくのだからと。
諸行無常を彷彿とさせる、同じアジア人として共感のできるお考えであると思いました。
ラビンドラン氏はスリランカの方です。人間は生を受けた時から、一つだけ必ずプログラムされていることがあります。それは死です。死を避けることは、現代ではできませんが、過去を思い煩わず、未来を心配しすぎず、今を無邪気に生きることは、誰にでも可能なことでしょう。今を無邪気に生きて、周囲を笑顔にできること、そのために自分が嬉しい気持ちでそこにいること、私はそんな気持ちでロータリー活動を続け、例会に出席してきました。
人は誰でも与えることのできる何かを持っているはずだと、ラビンドラン氏は述べます。
周囲を笑顔にできることを考えていた私には、琴線に触れる言葉でした。与えることのできる何かとして、ラビンドラン氏は才能、知識、能力、努力、献身、熱意を挙げていらっしゃいますが、それは笑顔でも構わないのだと思います。
会員の皆さまと一緒に、来てみて良かったと笑顔で過ごせる例会を、毎回毎回続けて行くことによって、会員おのおのが社会に与えることのできる何かを見つけることもできるでしょう。そうすれば、RIテーマでもある“世界へのプレゼントになろう”を実践できるのではないでしょうか。
2. RIテーマと地区方針
RIテーマ
Be a gift to the world 世界へのプレゼントになろう
★地区方針★
ロータリーの原点に学ぶ
~友情と寛容の輪を広げよう~
★地区行動指針★
・高潔なロータリアンを目指し、常にバッチを着用する
・例会に積極的に出席し、ロータリー活動を楽しむ
・自主的クラブの運営
・会員増強・退会防止
・地区の改善・改革