新年明けましておめでとうございます!時間が過ぎるのは本当に早いものです。特に年齢を重ねると早く感じるのは私だけではないと思います。昨年もいろいろありました。今年もいろいろあるでしょうが、同じように過ぎていくことでしょうね。
さて、ロータリークラブの会務も半分消化し、残り半分には2月の桜植樹、IM、ミャンマー訪問、4月の地区研修協議会の主管、6月の余市65周年などが控えております。
昨年7月1日に70人でスタートした今年度でしたが、先月1名、仕事の廃業のため退会届けが出されました。去る者追わずという事ではありませんが、男が一旦そのような思いを持った以上相当な覚悟で望んだのですから、やむを得ないと言わざるを得ません。仕方ありません。そうであれば組織として新たなメンバーを補充しなければなりません。が、なかなか簡単にはいきません。確かに数名の候補者はいるにはいますが、タイミングの問題もあるし、本人の決断の意思もあるし、急ぐ必要はないのかもしれませんが、これまた皆さんのご協力をお願いする次第であります。
1989年3月に発足した城南ロータリークラブはあと2ケ月で27年が過ぎようとしています。51名のチャーターメンバーは今や15名が残り、私は誕生日の関係上当時一番若かった36歳でしたが、いまや平均年齢を3つほど上回ってしまいました。当時JCにも加入しており、この年、平成元年は私にとって大事な時でした。会計事務所開設して2年半、事務所兼自宅の新築、大学講師として2校めが決まり、いよいよ忙しくなり、以後PTA会長として、愛知教育大学附属岡崎小学校、附属中学校、岡崎高校と続き、商工会議所青年部会長、早稲田大学岡崎校友会会長、早稲田大学代議員、また講師として37年目を迎えていますが、東邦学園短期大学(現愛知東邦大学)をスタートとし、以後愛知学泉大学、豊橋創造大学、同大学院、名古屋外国語大学で教えています。家庭裁判所家事調停委員は22年目、後見監督、性同一性問題などを扱う参与員は15年目、多いときで月10回で普段は4〜5回程度出ます。役職として岡崎家事調停協会会長、各委員会への出席をしています。愛知県家事調停協会副会長、正副会長会、理事会に出席、今年は全国調停委員大会ご名古屋で開催されます。岡崎間税会副会長、岡崎納税貯蓄組合連合会副会長、明日明後日は税務署長年始挨拶です。理事役員会出席や会員からの会費の徴収管理、会計報告、税務署との調整連絡などしています。岡崎政経同友会副代表幹事、毎月幹事会、隔月の例会、岡崎グランドポップスオーケストラ後援会ロマンの会会長、定期演奏会、サロンコンサート、クリスマスコンサート、親睦会など、社会福祉法人やNPO法人の理事、監査などいずれも名誉職であれば楽なんでしょうが、実働しているので何かとたいへんです。また頭の仕入れのための東京や大阪への研修会、そして本業!本業いつやってるの?と誰かが言っていましたが、、、
こんなことずっとやってきて自己満足に過ぎないことが改めて分かったので、今年は身体を少しずつ労ってあげたいなと思いました。事実去年の夏ごろから体調がイマイチで、あれほどあった飲み会が極端に減り、地元や名古屋や東京の飲み屋さんからの誘いも断り、どうかしたのですかと聞かれますが、いちいち返事をするのも面倒になってきました。飲まない人や飲めない人の気持ちもわかるようになりました。この話を友人らにすると、自分も身体の調子が本当は悪いけどねーということをよく聞きます。ということは私だけではないと再認識しました。2、3年前から二つの団体から会長の依頼がありましたが、先月現会長から再三の要請があり、また忙しくなってしまうなあと思いながら、うち1件は引き受けることにしました。もう1件は2年後ということで納得してもらいました。豊橋の大学はこの3月で退任させてもらうようにお願いしました。
今年は、貝原益軒の養生訓、瀬戸内寂聴さんの日めくり暦のコメントを毎日読んでいます。その中で共通しているのは、身体を労わり、無理をしない生き方をしなさいということでした。貝原益軒は、生来病弱だったため養生訓に書かれた内容を自ら実践しながら研究し84歳まで長生きしました。養生とは心身の健康だけでなく親孝行を尽くしたり、人倫の道を行ったり、義理に従ったりということを含んでいて、まさに「人の生きる道」を説いたものです。人の身は父母を本(もと)とし、天地を初(はじめ)とす。養生の術を学んで、よくわが身をたもつべし。是(これ)人生第一の大事なり。身体=自分のものではなく、身体=父母のもの、天のものと考え、親はもちろん、先祖や古代の遺伝子が連綿と繋がって、自分が生かされていると考えるのが当たり前。そのため、怪我も不摂生をして身体を壊すことも親不孝だといいます。なのでそうしたときは、両親や先祖のことを思うことが養生になるというわけです。さらに養生の術は先(まず)心気を養うべし。心を和(やわらか)にし、気を平(たい)らかにし、いかりと欲とをおさへ、うれひ、思ひ、を少なくし、心を苦しめず、気をそこなはず。是心気を養ふ要道なり。すなわち、心気とは心の中を巡る気。心気を養うことは養生術の第一歩。とくに憂いを少なくするというのは重要で、考えても仕方ないことはなるべく早く忘れるのが一番です。気が人の身体にあまねく広く行きわたるようにしなければならないという教えで、怒りや悲しみや憂いなどモヤモヤしたものが集まったくると気の流れが滞ります。そうしたときは、足裏マッサージ、アロマオイル、指圧など効果的だそうです。まだまだありますが、いずれにしても
こうした生き方を実践していけたら良いなと思います。
また瀬戸内寂聴さんの1/1の日めくりに自分の身体と向き合い、無理をせず、元気に笑って過ごせるように心がけましょうと書いてありました。やはり今年はあまり無理をしないで、ほどほどにしようかなと思います。もともと無理をしない生き方をしてきたような私ですが、結局身体には無理を強いてきたのかなと思いました。正直30代、40代、50代は一生懸命で仕事も頑張ってきました。もちろん奥さんのおかげが相当大きいのですが、よくやって来たなと思います。これからは体力、知力、気力、これらのバランスをとりながら進めていこうと思いますが、、(なかなかこれが難しいとは思いますが、、、)
昨年はラジオ体操でもやろうとしてやり始めたのですが、3回めで左足大腿部内側の肉離れを起こしてしまい、あえなく終了。昔は水泳以外は何でも熟した私でしたが、最近は不具合が多いなあと感じております。
こんな私ですが、何かが外れたり、困ったりして前に進んでいかないときは、皆さんのご協力を仰ぎたいと思います。
とくに理事役員の皆さん、とりわけ萩原幹事には面倒をかけますが、残り半年ほど
よろしくお願い致します。
これをもちまして年頭にあたっての会長挨拶とさせていただきます。ご静聴ありがとうございました。