今日は、社会奉仕委員会の中の環境保全委員会の皆さんによる「環境教育賞」を受賞されました2校の方の発表です。
少しばかり廃棄物に関するお仕事をしておりますので、少しお話しさせていただきます。洗剤があります。手を洗う洗剤で粉状のものがあります。今は液体のものもあるのかな。この洗剤の中に効果を良くするため研磨剤、いわゆる小さな粒子が入れてある事が有ります。これをスクラブ入りの洗剤と言います。かつては、細かい砂、若しくはおが粉などを入れて汚れをこすり取る。そんなものでしたが、今、問題になっているのが、小さな粉状の樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの細かいもの、そのようなものがいれてある洗剤が有ります。かつてのように自然界にある物を使用しているには問題がなかったのですが、この、細かい樹脂を入れた洗剤、細かくて比重が軽い為、底にも沈降しなくて、又、吸着しにくくて色んな水の浄化装置をくぐり抜けて海に出ます。海中ではプランクトンのように見えますので小魚がエサと間違えて食べます。次により大きな魚が小魚を食べその魚を人間が食べます。最終的に自然由来でないものを人間の体の中に取り入れていつか大きな問題を引き起こすのではないであろうか?アメリカでは既に樹脂のスクラブ入り潜在は販売禁止になっていると聞きます。