今年次第41回 通算第1136回例会 会長報告

会長報告  平成25年5月14日
 ロータリークラブが他の奉仕団体と本質的に違うところは、職業奉仕の概念を持っている事です。単純に奉仕するボランティア団体と異なるのは、職業奉仕の理念があるからです。
 数年前のことですが、実業界において偽装問題が相次いで発覚したときがありました。耐震偽装、食品偽装問題によって告発された企業は、今ほとんど存続していません。
 私たちは、当時のこの問題から多くを学びました。特にロータリアンである私たちは、肝に銘ずべきでしょう。
 「自らの職業に誇りを持って、誠実に職業奉仕を実践すること以外に替わるべきものは、他には何物もない」と言うことです。
 「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」というロータリーの職業奉仕の理念を実践することは、結果的に社会に認められ、自らを高めることにつながります。
 職業奉仕を忘れ去って、眼前の利益に飛びつき、不祥事を連鎖させたかつての経済人たちの轍を踏まないためにも、私たちロータリアンは「四つのテスト」を常に心に刻んで行動すべきだと考えます。
 さて、本日は、新会員の小木曽宏光君に新会員卓話をして頂きますが、前座として紹介者である3人の先輩たちに紹介者順に3分間スピーチをしてもらうことにしました。
 いずれも、職業奉仕をよく理解し、実践して、自らの職業に活かして、それぞれの業界で活躍しておられます。
 今日は、よろしくお願いします。