今年次第13回 通算第1155回例会

会長報告  平成25年10月1日
 今月は、職業奉仕月間であります。ロータリークラブの職業奉仕の理念は、他の奉仕団体にはないものであり、大変重要な理念であります。今年度の会長方針として、毎例会で4つのテストの唱和を実践し、唱和リーダーを例会ごとに異なる方に担当していただいておりますが、御協力に感謝しています。
 ところで、近江商人の商売訓として「三方よし」という考え方があります。「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」を理想とするこの考え方は、独り勝ちを戒め、社会が豊かになってこそ、長期の繁栄につながるという日本独自の「共生」の思想が根底にあると考えられます。その精神は近年、貧富の格差や資源の枯渇などを背景に企業の社会的責任を求める動きが世界的に広がる中、あらためて注目されているものであり、これは、ロータリークラブの職業奉仕の理念に通ずるものであります。
 さて、本日の卓話は、地区のローターアクト委員会に出向し、又、地区の研修DLでもあります岡田吉生さんに「ロータリーを学び、ロータリーを知ろう」と題してお願いしております。きっと楽しく、ためになる卓話になると思います。よろしくお願い致します。