会長報告:今年次第14回通算第1201回例会

台風19号の影響はございませんでしたでしょうか。各地から被害情報が届いています。被災された方々にお見舞いを申し上げたいと思います。
さて本日は、ロータリー希望の風奨学金に対する募金のお願いをさせていただきます。募金箱をお回ししますので、誠に恐縮ですが、お一人1,000円程度を目安にご協力下されば幸いに存じます。
と申し上げましても、ほとんどの方が、それはいったい何のことだ、と思われるでしょう。募金は地区からの呼び掛けによるものです。最初は私も唐突感を覚えましたが、9月と10月の2度にわたり、この件について理事会で審議していただき、全員一致により協力する旨の決議を得ました。
奨学金制度の概要についてご説明いたします。奨学金が支給される学生は、東日本大震災で両親もしくは片親を失った遺児で、大学又は専門学校に学ぶ者です。支給額は毎月5万円、入学から卒業までの間継続して給付され、返還を要しません。資料によりますと、この奨学金を最初に立ち上げたのは、ロータリーの国内4地区と台日国際扶輪親善会で、わが2760地区は含まれていませんでした。そのせいかどうかは定かでありませんが、昨年度までは、今回のような呼び掛けはなかったと承知しています。ところが本年8月、地区よりクラブに対して奨学会への協力要請が参りました。これは私の想像ですが、当地区の近藤雄亮ガバナーが奨学会の副委員長に就任されたことも影響しているのではないかと思います。
いきさつはどうであれ、趣旨は尊く、地区が賛同を決め、地区内のクラブに正式に協力要請をしてきている以上、クラブとしてできる限りのことをしたいと思います。先日も、広島豪雨災害義捐金のご協力を賜ったばかりで、大変心苦しいのですが、東日本大震災の被災者の方々への支援も息長く続けていかなければなりません。それぞれのお立場で募金等をされている方は多いと存じますが、ロータリーアンとしてもご支援を賜ればと思います。どうか、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
なお、当奨学金制度の詳細はロータリーの友8月号に記載されています。5冊ほど準備し各テーブルに置かせていただきましたので、よろしければご参照下さい。
今夜が楽しい例会となりますよう。