会長報告:今年次第16回通算第1203回例会

 10月は職業奉仕月間です。それにちなんで職場例会を企画していただきました。ロータリーは、五大奉仕としてクラブ奉仕、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕、青少年奉仕を掲げており、とりわけ職業奉仕はロータリーの特徴を最もよく表していると言われています。一方で、職業奉仕は分かりにくいということもよく聞きます。
この点に関して、私はあまり難しく考えず、お客様に有用な商品やサービスを提供し、仕入先から物品を購入し、取引先に仕事を発注し、雇用を維持し、社会保険料を負担し、そして納税をすることがすなわち職業奉仕だと思っております。これについては、それだけならロータリアンでなくても皆が行っていることであり、ロータリーに特有な奉仕活動とは言えないのではないかという異論が出ることでしょう。私は、そうしたご意見に対して、職業奉仕を目的の一つとして高らかに掲げること自体がロータリーの特徴なのだ、と応じます。さらに、それでは全然説明になっていないと言われれば、職業奉仕の考え方は四つのテストに凝縮されているとお答えするほかありません。四つのテストは、職業人としての倫理基準を分かりやすくまとめたものです。ただし、個々の項目の意味については、私に正しくお伝えする知識がありませんので、ロータリーに関する資料などをご参照いただきたいと思います。
職場例会の開催に際し、岡崎石工団地協同組合の内藤啓一理事長様、宮本隆副理事長様、和出秀巳事務長様、当クラブ会員の犬塚さんと奥様に大変お世話になりました。さらに、ご担当いただいた佐野克彦職業奉仕委員長、小林政則職業情報・活動表彰委員長始め委員会の皆さんにはご苦労さまでございました。心よりお礼申し上げます。
今夜も楽しい例会となりますよう。