会長報告:今年次第32回通算第1219回例会

明日3月11日、東日本大震災の発災から満4年を迎えます。しばらく前からテレビや新聞でも震災関連の報道が多くなっています。
当クラブでは、地区の事業に参画する形で被災地の高校生に奨学金を贈呈する事業を続けています。また、5月に行われる会津若松城南ロータリークラブの創立30周年記念式典において、義捐金の贈呈を行う予定です。
会員の皆さんの中にも、それぞれに何らかの形で被災地や被災者の方々に対する支援を続けている方がいらっしゃるのではないかと思います。
私はといえば、大変お恥ずかしいことに、時の経過とともに心の中での震災の記憶が少しずつ小さくなってきています。
自戒を込めて申し上げるのですが、大切なのは私たちが震災のことを忘れないこと、いつも被災地や被災者の方々のことを気にかけ続けていることだと思います。
おりしも桐淵ガバナー補佐が主催し当クラブがホストを務め4月18日に開催されるIMの記念講演のテーマは、「人は自然災害とどう向き合うか」、お話しいただくのは元当クラブ会員の仲井豊様です。
ロータリーの目的は、世のため人のために何ができるかを考え、それを実践することであると思います。各地で自然災害が頻発し甚大な被害が報告されている昨今、災害についての正しい知識を得て私たち自身がこれに備えるとともに、関係する企業や地域社会に対して広く啓蒙活動を展開していくことは、そうしたロータリーの目的にも適うものだと信じます。
本日は、久しぶりの会員卓話が予定されております。お話しいただくのは昨年ご入会いただいた加藤光男さんです。
今夜も楽しい例会になりますように。