会長報告:今年次第8回 通算第1241回例会

今日の卓話は、ミャンマーといえばこの方、近藤正俊さんに、まだ私たちが知らないミャンマーのこと、とくに裏話が聞けるとのこと、楽しみにしています。
先週この場でお話しした歴史の件で、案の定というか、明後日の抗日70年戦勝記念日を前に、中国は1943年のカイロ宣言に蒋介石が出席したのを毛沢東が出席したことにした映画を公開しています。結局歴史というのは、勝者によってつくられていくものなのでしょうか?
さて、今日は二百十日。農家にとって厄日にあたる9月1日前後は台風や風の強い時期にあたり、注意喚起をするために暦の上で設けられたものだろうと思いますが、二百二十日もあってもいいんじゃないかなとも思いますが、暦には載っていません。
また1923年の関東大震災がこの日ということで、災害に対する認識や心構えの準備をするために防災の日が設けられたことはご存知のことと思います。
さて、他所で大きな災害があった時には、自分もそのための準備をしなければならないと思うのですが、しばらくすると忘れたわけではないのですが、怠ってしまいがちです。ベッドの下には、ペットボトルや乾パン、電池などが入っているカバンが置いてあるのですが、中味を点検していないので、果たして消費期限切れなのかどうかわかりません。これを機に中を見てみようと思います。皆さんはそうした準備をしていますか?
震災といえばもう4年が経過しましたが、未だに強烈なイメージが残っている東日本大震災があります。その前年5月に気仙沼ホテルに宿泊し、フカヒレ三昧の料理を堪能しましたが、もしあのときに津波に遭遇していたらと思うとゾッとします。昨年同じ場所に行ってきました。港の近くだったホテルは跡形もなく、当時お酒を買った鉄骨造の酒屋が残っていました。中に入ると2階の上の部分に海水の跡が残っていました。もちろん商品は全てダメになったそうです。振興を図るため、二、三箇所に臨時のプレハブの商店街が造られていました。また第八共徳丸の大きな船体がうちあげられ、それをバックに観光客が写真を撮っていました。とても写真を撮る気にはなりませんでした。宅地の上にドカンと乗り上げているその大きな船が幾多の家屋を潰し、幾多の命を亡くしたことを思うとたまりませんでした。
今もなお会津若松城南ロータリークラブを通じて援助を続けていることは、まだ復旧すらできていない状況下では必要なことかなと思います。早く復旧復興されることを望みます。
いずれやってくるであろう東海地震に備えて常日頃から逃げる準備をしておく必要がありそうです。逃げるが勝ちです!それから、経済産業省も勧めていますが、トイレットペーパーを1ヶ月分備蓄しておくことようにして下さい。災害時で一番困ったことは、トイレのことらしいです。