2016―17年度会長方針    会長 天野邦彦

 本年度RI会長、ジョン・F・ジャーム氏のRIテーマは「人類のための奉仕」を掲げてお見えになります。一地方のロータリアンにとっては壮大なテーマであると思います。
 それを受けまして、服部良男ガバナーによる地区方針は「真のロータリアンになろう・ロータリアンを見つけよう」です。服部ガバナーのお話によりますと、過去においては「ロータリークラブ」の名前だけで奉仕団体のブランドとでも言うべきものが高かったのですが、今は少し落ちている様に見えます。現在ではNPO法人等が多く設立され、各方面でのボランティア活動が広がっています。ロータリークラブもボランティア活動については同じであり、志を同じくするメンバーが流れていく傾向があるのではないか。その為にはロータリークラブの名を高める「ブランドマーケティング」が必要であると申されました。
 今一度、ロータリークラブの奉仕活動を通して、我々ロータリアンのレベルアップとアピール度を高める必要が有るのではないかと解釈しました。
 岡崎城南ロータリークラブとしては、今まで行ってきた奉仕活動をしっかりやろうと考えます。我々が行っている奉仕活動をより一層「丁寧」な活動にして行き、メンバーが全員参加して盛り上がる様になればと思います。そして、ロータリアンでは無い人にも解る言葉で表現し、地域の方々に、より理解できる様アピールをして、少しでも同好の志をメンバーとして受け入れる事が出来たら宜しいかと思います。その上で活動に余裕があり、新しい奉仕活動が発案されればクラブ全体で向かっていけば良いのではないでしょうか。
 また、会員増強について、「チャレンジ80」は目指す所であり、当面本年度はまず純増2名の達成をお願いしたいと思います。具体的には各委員会の皆様に次の事をお願いいたします。又、夫々の委員会においては定款・細則に反しない範囲で独創性をもって独自のやり方を提案して頂きます様お願いいたします。
1.クラブ奉仕委員会
 例会に出てくる事が楽しいものである様、集う事が生活の一部である様な例会であればと思います。
2.職業奉仕委員会
 まず、仲間内のメンバーの仕事内容をよく知りあえたらいかがでしょう。お互い週に一度は顔を合わせていますが、今一度夫々の職業内容を紹介し合って、仕事内容をもっと深く理解する事でより親睦が深まるのではないでしょうか。
3.社会奉仕委員会
 特に地元への奉仕活動をアピールする委員会として重要な委員会であると思います。
 地域社会に対する奉仕として岡崎大門交通安全RCC、及び環境教育賞の継続をお願いします。
4.国際奉仕委員会
 2760地区において、当初とても斬新な国際奉仕でありましたミャンマーへの教育支援プログラムの継続をお願いします。クラブ有志の集まりからの支援、クラブの記念事業としての支援、より進んだ形での記念事業として、クラブ内だけに留まらず地元の有志及び現地のミャンマーの方達の参加、加えて岡崎城南ロータリークラブからの定期的な支援とプログラムが広がりを見せています。この国際奉仕活動の広がりを末永く見守っていけたら宜しいかと思います。
 又、本年次は大変久しぶりに米山奨学生を引き受けることになりました。カウンセラーの方共々、奨学生を温かく見守ってあげたいと思います。
ロータリー財団は創立されて100周年になります。本年度は色々な行事、プログラムが予想されますのでご協力の程お願い致します。
5.青少年奉仕委員会
 将来の夢を託す人を育てる委員会であると思います。小学校理科の実験教室、記念事業であるサイエンス賞の継続をお願いします。
 ライラセミナーへの参加、岡崎4クラブでの共同事業であるローターアクトへの協力も引き続き継続をお願いします。
 我々は地元で仕事をする人達の集まりです。どうかお互いに公私ともども助け合い、励まし合い、楽しく有意義なクラブで行こうではありませんか。最後に、栄えある岡崎城南ロータリークラブの会長を仰せつかるにあたり大変重荷に感じております。諸先輩方の積み上げてきた功績を汚さない様、精一杯努力していく所存ですので宜しくご指導、ご鞭撻の程お願いします。
         
         2016-17年度岡崎城南ロータリークラブ会長 天野邦彦